4 季節の風物詩

「蜻蛉」

トンボは勝ち虫と呼ばれ縁起物で前にしか進まず退かないところから、「不転退(退くに転ず、決して退却をしない)」の精神を表すものとして特に武士に喜ばれました。

「風鈴」

夏に軒下などに吊り下げて用いられる鐘鈴。涼の風情を感じると共に、古くは邪気除けの意味でも用いられました。ガラス製の風鈴は江戸時代にオランダから日本に伝わったそうです。

「花火」

日本で最初の花火大会は享保一八年。慰霊と悪霊退散を祈願して隅田川で行われたそうです。「たまや〜」という掛け声の由来は、江戸花火師の「玉屋市兵衛」

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